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11月26日-01号

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  1. 練馬区議会 2004-11-26
    11月26日-01号


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    平成16年 第4回定例会1 日時   平成16年11月26日 午後1時1 場所   練馬区議会議事堂1 出席議員 49名   1番  藤野かつひこ議員   26番  西山きよたか議員   2番  山本ふき子議員    27番  小林みつぐ議員   3番  橋本 牧議員     28番  片野令子議員   4番  藤井とものり議員   29番  松村良一議員   5番  野崎孝男議員     30番  猿田博文議員   6番  斉藤静夫議員     31番  織田寿美子議員   7番  吉田ゆりこ議員    32番  中山まさみ議員   8番  田中ひでかつ議員   33番  原 ふみこ議員   9番  福沢 剛議員     34番  岩崎典子議員   10番  有馬 豊議員     35番  山田哲丸議員   12番  吉川みさ子議員    36番  藤井たかし議員   13番  すがた 誠議員    37番  小川けいこ議員   14番  田代孝海議員     38番  小泉純二議員   15番  薄井民男議員     39番  本橋まさとし議員   16番  笠原こうぞう議員   40番  武田えつこ議員   17番  小野塚栄作議員    41番  武藤昭夫議員   18番  とや英津子議員    42番  北川かつしげ議員   19番  かまた百合子議員   43番  浅沼敏幸議員   20番  池尻成二議員     44番  斉藤宗孝議員   21番  山田一義議員     45番  西川康彦議員   22番  野沢 彰議員     46番  秋本和昭議員   23番  内田ひろのり議員   47番  村上悦栄議員   24番  宮原義彦議員     48番  中島 力議員   25番  かしわざき強議員   49番  しばざき幹男議員                  50番  関口和雄議員1 欠席議員 1名   11番  野島さゆり議員1 出席理事者  志村豊志郎  区長        平野和範   都市整備部長  関口和雄   助役        黒田叔孝   土木部長  小林勝郎   収入役       高橋 覺   教育委員会事務局  薗部俊介   教育長              学校教育部長  牛島禮司   区長室長      横田明博   教育委員会事務局  中村啓一   企画部長             生涯学習部長  乾 嘉行   危機管理室長    松谷 洋   選挙管理委員会  植田敏裕   総務部長             事務局長  黒米文男   人材育成担当部長  小坂宏安   監査事務局長  朝生修一   区民部長      萱野 貴   広聴広報課長  伊藤政寛   産業経済部長    佐々木克己  秘書課長  犬塚 隆   保健福祉部長    村松 昭   企画課長  北島和子   練馬区保健所長   山中 協   財政課長  河口 浩   児童青少年部長   永井信孝   総務課長  松原坦行   環境清掃部長1 出席事務局職員  荻原 博   事務局長      小粂正夫   議事主査  鈴木明義   事務局次長     斎藤隆司   議事主査  堀田武則   庶務係長      岡崎寿人   議事主査                   坂本みどり  調査係長1 傍聴者数 22名1 議事日程  日程第1 会期の決定について  日程第2 議案第 125号 練馬区民の安全と安心を推進する条例  日程第3 議案第 126号 練馬区議会政務調査費の交付に関する条例の一部を改正する条例  日程第4 議案第 127号 練馬区組織条例の一部を改正する条例  日程第5 議案第 128号 東京都市計画事業土支田中央土地区画整理事業施行規程を定める条例  日程第6 議案第 129号 練馬区立自転車駐車場条例の一部を改正する条例  日程第7 議案第 130号 練馬区立都市公園条例の一部を改正する条例  日程第8 議案第 131号 練馬区立学童クラブ条例の一部を改正する条例  日程第9 議案第 132号 練馬区立下田学園条例を廃止する条例  日程第10 議案第 133号 特別区道路線の認定について(富士見台一丁目)  日程第11 議案第 134号 特別区道路線の認定について(石神井町八丁目)  日程第12 議案第 135号 特別区道路線の認定について(石神井台三丁目)  日程第13 議案第 136号 特別区道路線の認定について(南大泉一丁目)  日程第14 議案第 137号 特別区道路線の認定について(立野町)  日程第15 議案第 138号 特別区道路線の認定について(関町南二丁目)  日程第16 議案第 139号 特別区道路線の認定について(三原台二丁目)  日程第17 議案第 140号 特別区道路線の認定について(谷原四丁目)  日程第18 議案第 141号 特別区道路線の認定について(大泉町二丁目)  日程第19 議案第 142号 特別区道路線の認定について(田柄四丁目)  日程第20 議案第 143号 特別区道路線の認定について(田柄五丁目)  日程第21 議案第 144号 特別区道路線の認定について(田柄五丁目)  日程第22 議案第 145号 特別区道路線の認定について(田柄五丁目  日程第23 議案第 146号 特別区道路線の認定について(田柄三丁目)  日程第24 議案第 147号 特別区道路線の認定について(春日町四丁目)  日程第25 議案第 148号 練馬区立練馬文化センター規模改修工事請負契約  日程第26 議案第 149号 練馬区立練馬文化センター規模改修機械設備工事請負契約  日程第27 議案第 150号 練馬区立練馬文化センター規模改修電気設備工事請負契約  日程第28 議案第 151号 仮称練馬区立豊玉中高齢者センター新築工事委託契約の一部を変更する契約  日程第29 議案第 152号 指定管理者の指定について(練馬区立東京中高年齢労働者福祉センター)  日程第30 議案第 153号 指定管理者の指定について(練馬区立勤労福祉会館)  日程第31 議案第 154号 指定管理者の指定について(練馬区立関リサイクルセンター)  日程第32 議案第 155号 指定管理者の指定について(練馬区立春日リサイクルセンター)  日程第33 議案第 156号 指定管理者の指定について(練馬区立知的障害者デイサービス)  日程第34 議案第 157号 指定管理者の指定について(練馬区立谷原あおぞら学童クラブ)  日程第35 議員提出議案第9号 練馬区議会政務調査費使途基準1 追加議事日程  追加日程第1 常任委員会委員の所属変更について  追加日程第2 議会運営委員会委員の辞任許可について  追加日程第3 議会運営委員会委員の選任について                                    以上 ◎事務局長 ただいまの出席議員数49名でございます。      午後1時4分開議 ○小林みつぐ議長 ただいまから平成16年第四回練馬区議会定例会を開会いたします。 直ちに本日の会議を開きます。 まず、会議録署名議員会議規則第119条の規定に基づき議長より指名いたします。      8番  田中ひでかつ議員      30番  猿田博文議員 以上のご両名にお願いいたします。 この際、区長より発言があります。     〔志村豊志郎区長登壇〕 ◎志村豊志郎区長 平成16年第四回練馬区議会定例会に当たりまして、私の所信の一端を申し上げ、皆様のご理解とご協力を仰ぎたいと思います。 はじめに、新潟県中越地震の被災地への支援について申し上げます。 10月23日に発生いたしました新潟県中越地震は、多くの死傷者や家屋の倒壊、交通の途絶、ライフラインの寸断など、広範囲にわたり大きなつめ跡を残しました。 区では、地震発生後、関越自動車道の玄関口に当たる自治体として積極的な支援を図るため、直ちに被災地と連絡をとり、翌24日には旧堀之内町に、また26日には川口町に支援物資を搬送いたしました。被災地に入った区職員からは、震度7を記録した川口町が当初孤立状態になり、支援の手が届かず、また頻発する強い余震のため、5,000名を超える住民のほとんどが避難しているなどの情報がもたらされました。 そこで、追加支援物資の搬送に加えて調査隊を派遣するとともに、災害救援本部を設置し、支援のための体制を整えたところであります。29日には川口町から支援要請があり、その被害の大きさにかんがみ、また同町には長年にわたり練馬まつりにご協力をいただいているご縁もあることから、支援を決定いたしました。 同町とは緊密な連絡をとりながら、物資の搬送をはじめ、50数か所に及ぶ避難所の運営や、日々の生活情報を避難所に伝える臨時広報発行に従事するための職員の派遣、収集が困難となったごみ回収のための清掃車と清掃職員の派遣など、幅広い支援を行ってまいりました。 私自身、11月6日に、小林区議会議長とともに川口町に赴き、同町の方々を激励するとともに、現地の状況を視察してまいったところであります。 今回の震災では、避難所に避難した後に死亡される被災者の方や、車での寝泊まりなど、新たな課題も浮き彫りとなっており、また現地での実際の活動の中で、練馬区の職員が学んだことも数多くあるため、十分に検証しながら、練馬区の今後の防災施策に反映させてまいりたいと存じます。 区民の皆様から多額の義援金も寄せられており、被災地の一日も早い復興を皆様とともに祈念いたしたいと存じます。 次に、長期総合計画の見直しについて申し上げます。 現行の長期総合計画は、平成13年度から22年度までの10か年を計画期間として、平成13年3月に策定したものであります。これまで、この長期総合計画に基づいて各種事業を実施し、区民生活の充実・向上を図ってまいりましたが、18年度以降の後期5か年につきましては財政計画を有しておらず、中間年度に当たる平成17年度に、社会経済情勢の変動も踏まえて見直すことにしているところであります。 このたびの見直しに当たりましては、現行の長期総合計画の方向性を踏まえ、その更なる発展を図ってまいります。また、私が区長に就任する際に挙げた行政改革地域経営などの視点を加え、区政経営の新たな基本指針として再構築してまいりたいと考えております。 また、第三者機関である行政評価委員会から去る11月19日にいただいた「練馬区長期総合計画施策の位置付け・施策評価指標に関する提言」を踏まえ、成果目標の観点を導入するとともに、来年度からの導入を予定しております事業部制との整合性などにも十分配慮してまいります。 地方分権の進展とともに三位一体の改革などが議論される中、区を取り巻く状況は変化し続けております。また、経済情勢につきましても、明るい兆しが見え始めたものの、引き続き不透明な状況が続くことが予想されます。 このように変動する時代に柔軟かつ適切に対応していくためにも、今後新たに実施すべき施策や更に充実を求められる施策を的確に把握し、私が公約に掲げた「豊かさとゆとりあるまちづくり」の実現を目指して、時代の潮流に対応した行政計画として策定してまいる所存であります。 策定段階節目ごとに、区議会をはじめ区民の皆様から広くご意見を伺いながら進めてまいりますので、よろしくお願い申し上げます。 次に、安全・安心まちづくりについて申し上げます。 私は、区長就任以来、区民の皆様の生命と財産を守り快適に暮らしていただけるよう、安全で安心なまちづくりを緊急の課題として、積極的に取り組んでまいりました。 すべての区民の皆様に安全で安心に生活していただくためには、個々具体的な施策に加え、防犯・防火をはじめ広く区民生活の安全確保に関する取り組みについて、区民の皆様や事業者の皆様にそれぞれの立場で認識を深めていただき、区や関連行政団体とともに相互の連携・協力を一層強めていくことが不可欠であります。 このため区では、安全・安心に関する条例を制定することとし、検討を重ねてまいりました。本年4月に設置いたしました練馬区安全・安心協議会における条例素案の検討を経て、パブリックコメントにより区民の皆様のご意見を伺い、このたび本定例会に練馬区民の安全と安心を推進する条例として提案をさせていただきました。 先に行いました本年度の「区民意識意向調査」におきましても、区民の皆様の8割以上の方々が日常生活の中で犯罪・火災に対する不安を感じており、なおかつ、この分野での区の積極的な施策展開を望んでおられます。 このような声におこたえするため、この条例では区、区民、事業者、関係行政団体等の責務について規定したほか、防犯・防火設備整備促進や空き家・空き地の管理など、現在課題となっている具体的事項への対応を図る条項も設定しております。 また、防犯カメラについても規定しておりますが、防犯カメラは犯罪の抑止効果が高いものの、プライバシー保護の点で配慮しなければならない課題も内包しております。そのため、条例の検討と並行して、学識経験者を中心とした設置指針検討委員会を設置し、管理・運用についての基準の作成を諮問しておりました。先般、その答申を委員会からいただきましたので、区議会の皆様のご意見も伺いながら、条例と同時期に施行できるよう考えております。 この条例等につきましては、今後、広く区民の皆様への周知に努め、その実効性を確保するとともに積極的な施策を展開し、安全と安心を実感していただける区政の実現に邁進してまいります。 次に、行政改革について申し上げます。 区民の皆様の生活様式や価値観が多様化する現代社会の中で、区には、従来にも増してさまざまなご要望が寄せられております。 私は、行政改革を進めるに当たり、区民の皆様のご期待にきめ細かくおこたえしていくためには、これまでのような事務事業の見直しや職員の削減などに加えて、行政のあり方そのものを変えていく必要があると心にとどめてまいりました。 そこで、新行政改革プランでは、「管理から経営へ」と区政運営の手法を転換し、事業の実施に当たり、定まった手続に沿って適法に実施することはもとより、常に目標に向けて改革・改善を心がけ、人、物、金といった限られた行政資源を有効に配分していくなど、一層の創意工夫を図っていくことといたしました。 私は、このような行政経営を組織面からも実現するために、区民生活に直結する事業部門へ必要な権限を委譲し、スピードのある意思決定責任体制を明確にする行政組織を目指して、事業部制を導入することといたしました。 この事業部制により、これまでいわゆるスタッフ部門により行われてきた予算、組織、人事等の権限は各事業部門に委譲することとなります。区民の皆様にとって身近なところで、人的・財政的な資源を弾力的に活用することにより迅速で柔軟な意思決定を行い、効率的で質の高い区民本位行政経営を目指してまいります。こうした権限の委譲により事業部門の自主性を高める一方で、トップマネジメント機能も充実させ、区を取り巻く環境の変化を鋭敏にとらえて的確な政策展開を図ることにより、これまで以上に魅力ある練馬を目指してまいりたいと存じます。 また、事業部制では機構改革も実施いたします。区長部局の8つの部について、関連する部ごとに区民生活事業本部健康福祉事業本部環境まちづくり事業本部の3事業本部に編成するとともに、責任者として事業本部長を設置することにより、総合的に政策を展開できる組織体制を整備いたします。これにより縦割り組織の弊害を排除し、横断的な政策や課題に適切かつ総合的に対応できるようにしてまいります。 更に、事業部制導入による効果を最大限に発揮させるためには、以上のように制度的に権限を委譲し組織を変えるだけではなく、職員一人ひとり事業部制の意義とそれぞれの権限と責任を十分に理解したうえで事業が執行されることが必要であります。過日、練馬公民館において、各職場から参加した200人を超える職員に対し、私から直接事業部制導入の考えについて話をいたしました。今後とも、職員の意識改革につきましても十分に進めてまいりたいと存じます。 なお、事業部制の導入につきましては、平成17年4月から18年4月にかけて段階的に導入してまいります。区議会をはじめ区民の皆様には、節目ごと導入状況等についてご報告し、ご意見を伺ってまいりたいと存じます。本定例会におきましては、事業部制導入のため、組織条例の改正案を提出させていただいておりますので、よろしくお願い申し上げます。 次に、次世代育成支援行動計画の策定について申し上げます。 急速に進むわが国の少子化の流れを変えるため、平成17年度から10年間の集中的な取り組みを進めることを目的として、国は昨年7月、次世代育成支援対策推進法を制定しました。この法律では、都道府県、区市町村事業主等が今年度中に、平成17年度から5か年の行動計画を国の指針に則して策定することを義務づけております。 区では、行動計画の策定に当たり、子どもと子育て家庭の状況や区民の皆様のご意向を把握するために、本年3月に、就学前の子どもや小学生のいる家庭だけではなく、子育てを終えた家庭、子どものいない家庭、中学生および高校生などを対象としてアンケート調査を実施するとともに、さまざまなデータの収集整理をいたしました。 また、区民の方々のご意見を計画に反映させるために、公募区民、保健・福祉・教育関係者、事業主、学識経験者等で構成する次世代育成支援対策協議会を6月に設置し、これまで4回にわたって熱心に議論をいただいたところであります。 更に、平成8年度に策定しております「練馬区子ども家庭支援計画」の達成状況を検証しながら、助役を委員長とする「行動計画策定委員会」のもとで全庁的な検討を進めてまいりました。 私は、アンケート調査結果や協議会でのご意見、区内の子どもと家庭を取り巻く状況などを踏まえるとともに、練馬区の行動計画につきましては、「子ども自らの育つ力と家庭の育てる力を地域社会全体で応援することによって、安心して子育てができるまち、そして子どもが未来に希望を持ち、次代を担う力を身につけることのできるまち」を実現することを基本目標として策定すべきであると考えております。 現在、このような考え方に基づき施策を体系化し、在宅子育て家庭への支援、保育サービスの充実、子どもの安全の確保などを重点施策とする行動計画の策定を進めているところであります。年内には素案としてまとめ、区議会をはじめ区民の皆様からご意見を伺ったうえで、来年3月を目途に「次世代育成支援行動計画」をまとめてまいります。 次に、大江戸線延伸地域まちづくりについて申し上げます。 土支田地区まちづくりでは、今年8月、土支田中央土地区画整理事業事業計画案の縦覧を終えたところですが、本定例会におきましては、土地区画整理法に基づき、土地区画整理事業施行規程を定める条例案を提出させていただきました。 この条例は、事業計画とともにいわば車の両輪として、土地区画整理事業の骨格となるものであります。土支田中央土地区画整理事業は、大江戸線延伸に向けた具体的取り組みの第一歩として、また練馬区で初めての公共施行土地区画整理事業として、大きな意義を有するものであります。本条例を定めることにより、年度内の事業実施に向けて万全の体制を整えてまいります。 一方、大江戸線延伸導入空間となる補助230号線の整備につきましては、今年度、東京都がこの区画整理事業地区に隣接する区間の現況測量を実施することになりました。この地域における沿道のまちづくりにつきましても、今後、東京都と連携を図りながら、地元の皆様と具体的な話し合いを積極的に進めてまいる所存であります。 次に、下田学園の廃止について申し上げます。 下田学園は、ぜんそくや肥満に悩む小学校3年生から6年生の児童を対象に、豊かな自然を生かした全寮制の健康学校として、昭和41年に伊豆の下田市内に開設をいたしました。以来、今日まで1,800名を超える児童が学園生活を通じて健康を回復し、元気に巣立っていったところであります。 しかし近年、医療技術の進歩や少子化の影響などもあり、ピーク時に70名を超えた入園児童も、今日では4月入園時には10名程度と激減している状況にあります。また、施設も老朽化していることから、そのあり方について、保護者も含めた「下田学園あり方検討委員会」を設け検討を進めてまいりました。 その結果、検討委員会におきましても、下田学園を今後も存続させることは困難であるとの結論に達したため、今般、その廃止を決断いたしました。 今後、健康教育を必要とする皆様には、住みなれた地域で健康回復が図れるよう、できる限りの支援をしてまいります。 なお、本定例会におきまして、下田学園廃止のための条例案を提出させていただいておりますので、よろしくお願い申し上げます。 次に、(仮称)ふるさと文化館の整備について申し上げます。 (仮称)ふるさと文化館は、平成16年度からの中期実施計画計画事業として位置づけており、区民の皆様がふるさと練馬の歴史や自然、伝統工芸民族芸能などと触れ合う場として整備するものであります。整備に当たりましては16年度から17年度にかけて検討を行い、18年度には基本構想の策定、基本設計へと進めてまいりたいと存じます。 この10月、本施設のあり方等について検討していただくため、公募区民学識経験者などで構成される「(仮称)ふるさと文化館整備検討懇談会を設置し、第一回の会議を開催いたしました。 懇談会では、単なる資料展示や保存をする郷土資料館ではなく、民俗芸能等の実演や体験、世代間の触れ合いなどにより、ふるさと意識の醸成、伝統文化の継承・振興・発展を図るとともに、まち歩き観光などにも役立つものを目指し、施設の機能、施設内容、運営方法などについて、来年9月まで約1年をかけて検討していただき、ご提言をいただく予定であります。 次に、練馬区とイプスウィッチ市との友好交流について申し上げます。 練馬区とイプスウィッチ市は、平成6年10月に「友好都市提携に関する合意書」に調印してから、今年で10周年を迎えました。この10周年を記念し、イプスウィッチ市から招待を受けた練馬区、練馬区議会、更には練馬区区民親善訪問団が、10月20日から22日までイプスウィッチ市を訪問いたしました。 10月21日には、イプスウィッチ市のポール・ピササーリ市長と私とで、今後の両区市の交流を更に深めていくことを祈念して、新たに「合意書」を取り交わしたところであります。「合意書」では、これまで文化、教育、スポーツなど幅広い分野で進めてまいりました交流の成果を踏まえ、今後も一層の交流事業を積極的に進め、練馬区とイプスウィッチ市の相互理解と友情を更に深めていくことを改めて確認いたしました。 また、イプスウィッチ市が練馬区との友好を記念して整備を進めております日本庭園の「ネリマガーデン」第二期工事完成式典に臨み、練馬区の訪問団全員が参加して、今後の両区市の友好交流の発展を願い、公園内にユーカリの記念植樹を行ったところであります。 私といたしましては、今後ともイプスウィッチ市と協力して、多様な交流ができるよう努めてまいりたいと考えております。 次に、区役所の電子化の推進について申し上げます。 区では、本年2月に改定いたしました「練馬区電子区役所推進計画」に基づき、さまざまな分野で情報技術の活用を進めております。 この12月1日には、東京都および都内の区市町村、合計55団体で共同開発を進めてまいりました電子申請電子調達システムのうち、区が発注する工事などの入札参加資格申請手続をインターネットにより行う業者登録機能の運用を開始いたします。この機能を利用することにより、業者は登録のため各区市町村の役所を回る必要がなくなり、例えば、練馬区への登録申請とあわせて、電子調達システムを利用する都内参加自治団体への登録を一度で行うことができるようになります。 来年度後半には、工事案件について電子入札の導入を予定しており、その後も事業者への周知を徹底しながら、工事以外の案件についても電子調達の活用を図ってまいります。 電子申請システムにつきましては、来年1月25日から運用の開始を予定しております。これにより、区民の皆様が自宅のパソコンから24時間、ご自分の都合のよい時間に住民票や税の証明書などの申請を行うことが可能となり、利便性の向上に寄与するものと存じます。 なお、交付する証明書につきましては、これを電子交付とした場合、その提出先などで電子的な証明の確認ができる環境がまだ整っていないことから、当面は従来どおり、紙媒体により窓口などでの交付となります。 また、来年2月1日からは、公共施設予約システムの運用を開始する予定であります。このシステムは、区民の皆様にご利用いただく公共施設の空き情報の照会や抽せん申込み・予約を、自宅のパソコンや携帯電話などからできるようにするものであります。コンピュータが苦手な方には、電話機を利用した自動音声応答による予約も可能となっているほか、主な施設にはタッチパネル式の利用者用端末機を設置いたします。今年度は、スポーツ施設や練馬公民館などの生涯学習施設でこのシステムを導入し、来年度からは順次、対象施設を拡大してまいります。11月30日からは、団体登録などの利用手続の説明会を開催するなど、周知に努めてまいります。 今後も、美術館収蔵作品のインターネットによる閲覧システム、内部管理事務システム、統合型地理情報システムなどの導入、各種証明書の自動交付機や住民基本台帳カードなどのICカードの活用、住民情報システムの見直し、再構築の調査・検討など、「電子区役所推進計画」の各事業を推進してまいります。 更に、懸案となっておりました税および国民健康保険料に関する滞納管理システムにつきましても、画面で記録を見ながら電話で滞納者へ働きかけができる自動電話催告の機能や、訪問催告のためのデータ保護機能のついたモバイル端末を採用することにしております。更に、きめ細かい納付相談対応ができる画面構成にするとともに、一部の悪質な滞納者については、差押え、公売など滞納処分手続の効率的な書類作成ができるようにするなど、効果的な滞納管理の実現に向け、精力的にシステムの開発を進めております。 このほかにも、本年6月に策定した「情報化施策に関する基本方針」、11月1日に改正した「情報化管理規程」、「情報セキュリティポリシー」などに基づき、各種事業改善のためのシステム開発や改修、災害対策のための遠隔地バックアップの強化、個人情報保護、情報セキュリティ対策の強化のための職員研修や点検なども進めてまいります。 このように、情報セキュリティの確保と個人情報保護の徹底に万全を期しながら、区民サービスの一層の充実、事務効率のよいシステムの実現など、区役所の電子化を積極的に推進してまいる所存であります。 以上、区政経営における私の方針の一端を申し上げてまいりましたが、本定例会におきましては、先に申し上げました練馬区民の安全と安心を推進する条例など、多くの議案を提出しております。十分ご審議の上、全議案を原案どおりご可決賜りますようお願い申し上げ、私の所信とさせていただきます。 ○小林みつぐ議長 次に、諸般の報告をいたします。 議員派遣報告1件、例月現金出納検査結果報告1件および練馬区職員措置請求に係る監査結果報告1件について、派遣議員および監査委員より報告がありました。 詳細につきましてはお手元に写しを配付してありますので、お目通し願います。 これより日程に入ります。 日程第1・会期の決定についてを議題といたします。 おはかりいたします。 今定例会の会期は、本日から12月10日までの15日間といたしたいと思いますが、これにご異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○小林みつぐ議長 ご異議なしと認めます。よって、さよう決定いたしました。 次に、日程第2・議案第125号から日程第34・議案第157号まで、以上33件を一括議題といたします。 本件に関し、理事者に提案理由の説明を求めます。     〔関口和雄助役登壇〕 ◎関口和雄助役 ただいま一括上程されました議案第125号から議案第157号までの33議案について、ご説明申し上げます。 まず、議案第125号・練馬区民の安全と安心を推進する条例でございます。これは、すべての区民が安全にかつ安心して生活できる社会の実現を図ることを目的として、練馬区における区や区民等の責務を明らかにするとともに、相互の連携および協力のもとに、生活の安全に配慮したまちづくりを推進するため、条例を定めるものでございます。 次に、議案第126号・練馬区議会政務調査費の交付に関する条例の一部を改正する条例でございます。これは、政務調査費の使途基準の目的外の支出に係る返還について規定するほか、交付日に関する規定を改める等、所要の改正を行うものでございます。 次に、議案第127号・練馬区組織条例の一部を改正する条例でございます。これは、効率的で質の高い行政サービスを一層迅速かつ柔軟に提供できるようにするため、区の組織に事業本部を設置し、その分掌事務を明らかにするものでございます。 次に、議案第128号・東京都市計画事業土支田中央土地区画整理事業施行規程を定める条例でございます。これは、土支田二丁目付近における土地区画整理事業の施行に関し、土地区画整理法第53条第1項の規定に基づき、施行地区、事業の範囲等の基本事項、土地区画整理審議会に関する事項、基準地積に関する事項等を定めるものでございます。 次に、議案第129号・練馬区立自転車駐車場条例の一部を改正する条例でございます。これは、武蔵関駅東自転車駐車場を新設する等、所要の改正を行うものでございます。 次に、議案第130号・練馬区立都市公園条例の一部を改正する条例でございます。これは、石神井台うぐいす緑地ほか1か所の緑地を新設するものでございます。 次に、議案第131号・練馬区立学童クラブ条例の一部を改正する条例でございます。これは、谷原あおぞら学童クラブの保育および指導時間を拡大するほか、それに伴う加算保育料を定めるものでございます。 次に、議案第132号・練馬区立下田学園条例を廃止する条例でございます。これは、病虚弱児童を取り巻く環境が変化し、下田学園が健康学園としての役割を終えたために、これを廃止するものでございます。 次に、議案第133号から議案第147号までの特別区道路線の認定についてでございます。これらの道路は、都市計画法に基づく開発許可などにより設置された路線、および利用度が高く地元住民からの強い要望のある路線であり、これらを特別区道路線として認定することにより、住民の利用に供するものでございます。 次に、議案第148号・練馬区立練馬文化センター規模改修工事請負契約、議案第149号・練馬区立練馬文化センター規模改修機械設備工事請負契約、議案第150号・練馬区立練馬文化センター規模改修電気設備工事請負契約についてでございます。これらは、練馬文化センターの老朽化に伴う大規模な改修を行うほか、2階エントランスホールを設置し、またバリアフリー化を進めるための設備を設置する等の改修を行うものでございます。 次に、議案第151号・仮称練馬区立豊玉中高齢者センター新築工事委託契約の一部を変更する契約でございます。これは、平成15年第一回練馬区議会定例会において可決されました契約議案について、その契約金額を変更するものでございます。 次に、議案第152号から議案第157号までの指定管理者の指定についてでございます。これらは、東京中高年齢労働者福祉センター、勤労福祉会館、関町リサイクルセンター、春日町リサイクルセンター、知的障害者デイサービスおよび谷原あおぞら学童クラブ、それぞれの公の施設の管理を行わせる指定管理者の指定について、議決を求めるものでございます。 以上をもちまして提案の理由とさせていただきます。よろしくご審議の上、提案どおりご可決を賜りますようお願い申し上げます。 ○小林みつぐ議長 ただいま上程されております議案について、ご質疑のある方はご発言願います。 ◆9番(福沢剛議員) 動議を提出いたします。 ただいま上程されております議案につきましては、この際、質疑を省略し、直ちに所管の委員会に付託されますようおはかり願います。     〔「賛成」と呼ぶ者あり〕 ○小林みつぐ議長 おはかりいたします。 ただいまの動議のとおり決定することにご異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○小林みつぐ議長 ご異議なしと認めます。 よって、議案第125号、議案第127号および議案第148号から議案第151号まで、以上6件につきましては企画総務委員会に、議案第152号から議案第155号まで、以上4件につきましては区民環境清掃委員会に、議案第156号につきましては保健福祉委員会に、議案第129号、議案第130号および議案第133号から議案第147号まで、以上17件につきましては都市整備土木委員会に、議案第131号、議案第132号および議案第157号の以上3件につきましては文教児童青少年委員会に、議案第126号については議会運営会にそれぞれ付託いたします。 次に、議案第128号につきましては交通対策等特別委員会に付託いたしたいと思いますが、これにご異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○小林みつぐ議長 ご異議なしと認めます。よって、さよう決定いたしました。 次に、日程第35・議員提出議案第9号・練馬区議会政務調査費使途基準についてを議題といたします。 本件は、練馬区議会政務調査費の交付に関する条例第5条の規定に基づき、区政に関する調査・研究に資するために必要な経費の使途基準を定めるものであります。 本件に関し、ご質疑のある方はご発言願います。 ◆9番(福沢剛議員) 動議を提出いたします。 ただいま上程されております議案につきましては、この際、質疑および委員会付託を省略し、直ちに原案どおり可決されますようおはかり願います。     〔「賛成」と呼ぶ者あり〕 ○小林みつぐ議長 おはかりいたします。 ただいまの動議のとおり可決することにご異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○小林みつぐ議長 ご異議なしと認めます。よって、本件は原案どおり可決することに決定いたしました。 次に、陳情について申し上げます。 本日までに受理いたしました陳情はお手元に配付いたしました文書表のとおりであります。 陳情第195号を除く陳情につきましては、それぞれ所管の常任委員会に付託いたします。 次に、陳情第195号につきましては地域産業振興対策特別委員会に付託いたしたいと思いますが、これにご異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○小林みつぐ議長 ご異議なしと認めます。よって、さよう決定いたしました。 次に、本橋まさとし議員およびしばざき幹男議員から委員会所属変更申出書が提出されております。 この際、本橋まさとし議員およびしばざき幹男議員常任委員会委員の所属変更についてを日程に追加し、直ちに議題といたしたいと思いますが、これにご異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○小林みつぐ議長 ご異議なしと認めます。よって、さよう決定いたしました。 追加日程第1・常任委員会委員の所属変更についてを議題といたします。 おはかりいたします。 お手元に配付いたしました常任委員会所属変更表〔別掲〕のとおり、本橋まさとし議員およびしばざき幹男議員の委員会の所属を変更することにご異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○小林みつぐ議長 ご異議なしと認めます。よって、さよう決定いたしました。 次に、しばざき幹男議員から議会運営委員会委員の辞任願が提出されております。 よって、この際、しばざき幹男議員議会運営委員会委員の辞任許可についてを日程に追加し、直ちに議題といたしたいと思いますが、これにご異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○小林みつぐ議長 ご異議なしと認めます。よって、さよう決定いたしました。 追加日程第2・議会運営委員会委員の辞任許可についてを議題といたします。 おはかりいたします。 しばざき幹男議員の申出のとおり辞任を許可いたしたいと思いますが、これにご異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○小林みつぐ議長 ご異議なしと認めます。よって、さよう決定いたしました。 しばざき幹男議員の辞任に伴い、この際、議会運営委員会委員の選任についてを議題といたしたいと思いますが、これにご異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
    ○小林みつぐ議長 ご異議なしと認めます。よって、さよう決定いたしました。 追加日程第3・議会運営委員会委員の選任についてを議題といたします。 おはかりいたします。 議会運営委員会委員の選任については、委員会条例第6条第1項の規定により、議長よりご指名申し上げます。 本橋まさとし議員を議会運営委員会委員にご指名いたしたいと思いますが、これにご異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○小林みつぐ議長 ご異議なしと認めます。よって、ただいまの指名のとおり選任することに決定いたしました。 この際、議席の変更についておはかりいたします。 会議規則第4条第3項の規定により、お手元に配付いたしました議席変更表〔別掲〕のとおり、次回の会議より議席をそれぞれ変更したいと思いますが、これにご異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○小林みつぐ議長 ご異議なしと認めます。よって、次回の会議より議席変更表のとおりそれぞれ議席を変更することに決定いたしました。 以上で本日の日程は終了いたしました。 これをもって散会いたします。      午後1時46分散会          常任委員会委員の所属変更新委員会委員名旧委員会企画総務委員会本橋まさとし都市整備土木委員会都市整備土木委員会しばざき幹男企画総務委員会          議席変更表新議席氏名旧議席39しばざき幹男4949本橋まさとし39...